キャリアカウンセラーさんとの出会い 2 ―――逃げると立ち去る/次のステップ、意思表示へ

容姿コンプレックスと“からかい”について、兄との接触を断ち親戚と距離を置いても今こうして同じパターンを再現していて、そこから抜け出す為にはその痛みを引き起こす状況から


逃げる・立ち去る・無視する・闘う・休む・意思表示する・助けを求める………もっと色々あると思うけど、とにかく


痛みに対して今までの自分ならとらなかった新しい行動をひとつずつ起こし、繰り返し現れる古いパターンをあらゆる角度から崩していくしかない。


上のリストでは私は相手に何も伝えず“逃げる”パターンにずっと偏ってきた訳です。 
 

逃げること自体は悪くも何ともなく、選択肢のひとつに過ぎません。


痛みを引き起こす状況に対し耐えることしかしなかった人や闘うことに偏っていた人なら“逃げる”は新しい切り札になって世界を広げてくれると思う。


だけど私は“逃げる”だけでは癒せなかった古傷に新しい手当てを今
打ち立てる必要があるのでしょう。


この半年で“立ち去る・無視する・休む・助けを求める”にチャレンジしてきました。


“立ち去る”はキャリアカウンセラーさんが提示してくれた選択肢です。私はこの概念が全く抜けていて、耐えるか逃げるかしかなかった。


“逃げる”は危険を孕んで初めて自分や世間から許可が下りる非日常な色を持つ防衛手段です(状況が危険と見なされなければ途端にネガティブなニュアンスになる)が、


“立ち去る”は状況が危険であるかどうかに関わらず、その場に身を置くことが自分にとって不快であったり意味をもたないと判断した時に一時的にそこから離れてみる、日常的な選択です。

その場所にいながら、その場を離れる。

気が向けば戻ればいいし、別に戻らなくてもいい。


耐えるでも逃げるでもないライトな選択肢“立ち去る”を取り入れたことで、いっぱいいっぱいだった気持ちがだいぶ楽になりました。


そして次は“意思表示”のステップです。

「傷ついている。やめて下さい」


どんな反応がかえってきたとしても、“自分を守った”という事実は残ります。


その事実が、古いパターンを打ち砕く試金石となり、新しいコミュニケーションを切り開く布石にもなる。


流れを変えたければ、行動を変えるしかない。


怖いけど、言ってみよう。



色んなことが、「助けを求める」から始まってる気がするなぁ。