就労支援事業所に行ったらアッシュピンクの髪したお姉さんが迎えてくれて少しホッとした話し、とアリス・ミラーについて

就労支援事業所、見学行ってきましたよ。

探せばあるんだなぁと思いました。


就労継続支援a型の方はイラストや文章、絵本、アクセサリー作り、翻訳やジオラマ制作など“自分のやりたい”ことに取り組みながら週5で4時間から通所し、最終的には週5で6時間、就職のためのリズムを作る。制作したものを販売し、時給も発生します。


就労移行支援は週1回2時間からのペースで、同じように興味のある分野に取り組みます。パソコンやイラストなどプロの授業を希望によって受けられ、様々な会社見学にも行けます。時給は発生しませんが、無料でサービスを受けることができます。


就職迄のサポートと雇用先のジャンル開拓、就職してからの定着サポートなどをしてくれます。


ハローワークの障害者向け求人はジャンルが偏っている中、雇用先のバリエーションを開拓していくってすごいありがたいですね。




電話で何か持参するものはないかと尋ねたら、ポートフォリオがあれば持って来て下さいとの事。


このブログと以前書いたいくつかの文章を印刷したものと、スタジオ衣装デザインの求人のため描いたファッション画数枚をファイルして持って行きました。


面接は沢山話を聞いてもらい、見学も含めてたっぷり1時間半。


印象に残ったのは、雇用する側は今どんなスキルを持っているかは実は重要視していない。それは入ってから覚えて貰えばいいから。それよりも気にするのは「毎日時間通り来てくれるか」「できる、できないなどの意思表示をしてくれるか」。


だからここでは毎日時間通り安定して通うことができれば、後は自分の興味あることに自分のペースで取り組んでくれたらいい。


例えば切り絵が得意でずっと切り絵を作ってる人が、直接切り絵を仕事にできなくてもいい。その手先の器用さを活かせる雇用先を探して行く。


だから自分の興味あることに取り組んで貰えばいいんです。


あとよくあるのは、雇用主が障害者ということで本人には簡単すぎる仕事ばかりふってしまうケース。でも仕事にはやりがいも必要。雇用主と利用者の間に入って、これぐらいまでなら彼/彼女はできますなど、交渉していきます。


去年ここから就職したのは10人中3人。何も知らない私からしたら少ないような気もするけど、就労支援事業所の平均値じゃないかな?(大阪府のホームページから就労支援事業所の就職率を見れる)


でも今は自分のペースで通える事と居心地が良いことが何より大切。
イコール過呼吸にならない事、なので。


何がやりたいかと聞かれて、はっきりはわからないけど、今後変わる可能性もあるけど、非現実的かもしれないけど、今分かる範囲で、と前置き(長い)して



究極の希望は在宅でできる事


アリス・ミラーや西澤哲さんのように子どもへの非暴力とトラウマからの回復をテーマに情報発信している人々と、そのような情報を必用としている人々を繋げる情報整頓・情報共有サポートみたいな仕事


不登校新聞」のように、テーマを特化
(私の場合はメンタルヘルスや子ども)したメディアの記者、ってイメージかなぁ



とりあえず受給者証発行してもらえたら、の話だけど、ここでお世話になれたらいいなと思います。



アリス・ミラー(wikipedia)

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC


新版 才能ある子のドラマ―真の自己を求めて

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魂の殺人―親は子どもに何をしたか

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闇からの目覚め―虐待の連鎖を断つ

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「闇からの目覚め」は彼女の理論を分かりやすくまとめてあるので、これを読むと他の著作も理解が進みました。


「魂の殺人」は教育と暴力、虐待の連鎖を明瞭に理解できるバイブルみたいなものかと。


子どもに対して何らかの罪悪感を抱いてしまう人は「魂の殺人」より先に「才能ある子どものドラマ」を読む方がいいだろうとミラー本人が書いています。